正直、もうこれ以上自分の中で溜め込むのは無理そう……。 話すだけなら……いいよね? なっちゃんには、隠し事とかしたくなくて。 「なっちゃん、私ね、話したいことがあるの……」 なっちゃんはすぐに私の気持ちをくみ取ってくれたみたいで、力強く頷いた。 「ここじゃなんだし、屋上行こっか」 なっちゃん……。 その言葉がなぜかすごく心強くて、鼻の奥がツンとした。