【完】好きになれよ、俺のこと。



すると、安堂くんが私の耳元にそっと口を寄せた。




「ねぇ……それってもしかしてヤキモチ?」




ヤキモチ……。




自分の気持ちに気がついた今、その感情がすごくしっくりくる。




あぁ……


私、あの時ヤキモチ妬いてたんだ。




きっとじゃない、絶対。




「ヤキモチ……だよ」




消え入りそうな声でそう呟くと、




「やべぇ、嬉しすぎるんだけど」




そう囁いて、安堂くんはゆっくりと身体を離した。