【完】好きになれよ、俺のこと。



安堂くんが、そっと身体を離した。




わわっ…!




私、顔真っ赤なのに、見られちゃう!




「だ、だめっ……」




真っ赤に火照った顔を見られないように、必死で手で顔を覆うけど、




「だーめ。 見せて?」




そう言ってニヤリと笑う安堂くんに、いとも簡単に顔の前の手を剥がされちゃう。




……ん? あれ?




安堂くんの動きが止まった?





不思議に思って、恐る恐る目を開くと、目の前には頬をほんのり赤くした安堂くん。




あれれ?




さっきまで余裕の笑みを浮かべてたのに、私の火照りがうつったみたい……。




「安堂くん……?」




「あのさ……、顔真っ赤とか、まじで可愛すぎ…」




「へっ……////」




またまたの不意打ちの言葉に、さらに顔が赤くなるのが自分でも分かる。