【完】好きになれよ、俺のこと。



せ、生徒会長!?




集会の時に何度か見たことあるけど、生徒会長さんって確か……サラサラな黒髪で爽やかな感じの人だったよね。




副会長が生徒会長に告白ということで、一層ざわめきが大きくなる。




体育館の端の執行部の列に並んで、目を丸くしている生徒会長さんに、体育館中の視線が集まった。




《…あなたが、以前想っていた女性のことを、今でも忘れられていないことは、重々承知しています。

だけど、少しだけ私のことを女として見てくださいませんか?

私は種村さんのそばにいたいです!》




副会長さんの告白に、体育館が一気に静まる。




その強きな声は震えていて、聞いてるこっちにまで緊張が伝わってくる。