【完】好きになれよ、俺のこと。



なっちゃんがそう呟いた時、突然校内アナウンスが流れてきた。




《ピーンポーンパーンポーン

学園祭執行部からのお知らせです。

2時より体育館で、毎年恒例の告白大会が行われます。

エントリーしている方は速やかに体育館に集まりください》




告白大会……。




あっ、柊くんと応援しに行く約束してたんだ。




「ごめん!

私、告白大会の進行係になってたんだった!

体育館に行かなきゃいけないんだけど……陽向はどうする?」




心配そうに、私の顔を覗き込むなっちゃん。




多分、ひとりになっちゃう私のことを心配してくれてるんだ。