思い出のフォトフレーム

「んーん。止めない。」


と留利香は言った。


「……ひど。」

と俺はつぶやいた。




「だってー」



「何で止めないんだよ!俺が止める!」



「止められるわけないでしょっ!?

急に行って、やめろって言っても何の解決にもならないんだよ!」



と留利香は怒鳴った。