「…何を作ったんだよ。」
「ゴーヤが安かったから、ゴーヤチャンプルだよ」
「…おやすみ」
どうもゴーヤの苦みは苦手なので、そう言ってドアを閉めようとした。
「あーっ、こらこら!」と言いながら、ドアに足をかけてきた。
「ゴーヤはいろんな栄養がたーくさん入ってるんだよ?ちゃんと食べてもりもり頑張らなきゃ!」

いつものことなので知っていたが、引かないときは一向に引かないので諦めて隣の「叔母」の部屋に行くことにした。