Sea tree cherry



「すごいなぁ~、優くん見るからに運動神経良さそうだもんね!」

「そんなことないよ。藍も今度試合見においでよ。」

「うん、行く!海桜も一緒に!ね?」


海桜、いつ退院できるのかなあ。
見に行きたいなあ。


「そう、だね。」

そういう海桜の声は小さかった。




「じゃあ今日はもう帰ろうか。」

気づけば時計の針はもう6時をさしていた。

「そうだね」

もう少し話したかったけれど、そろそろ患者さんたちのお夕飯の時間らしかった。