Sea tree cherry




2年間。

毎日毎日海桜とは連絡を取った。



学校の話。恋愛の話。家族の話。

気づけば何でも素直に海桜に話せてる自分がいた。



それと同時に、私は海桜についてたくさん知った。


両親ともいないこと、養子になった家の家族のこと、入院してること。

最初はかたくなに口を閉ざしていた海桜も、いつしか色んな話をしてくれるようになっていた。


海桜の過去の話を聞き、涙を流すこともあった。

反対に、今まで誰にも話すことがなかった本音に、海桜が私以上に大泣きしてくれることもあった。


何の光もないこの現実の中で、確かに私達はつながっていた。

支え、支えられ、私たちは必死で今を過ごしていたんだ。




いつの間にか、私達は親友になっていたんだ。

お互いに、親友としての存在を、認め合ってたんだ。