十日目の判決 -完-







「椎名と結希はさ…」



2人がはぐらかしたら、それまでた。
私は2人を追求したりしない。



知るのが、怖い。すごく怖い。
私は自分が傷つくのが嫌だ。

なんて可愛いんだろうか。
そんな自分がすごく怖い。


覚悟を…決めなければ。






浮気、という言葉を使って良いのかは分からない。
浮気というものが何なのか私は分かりきってないのだから分からない。


だけど、世の中の人たちや

世間はこう言う時、


この言葉を使うだろう。




二股…とは言えない行為だけど、



「…浮気、してる…」


そうだろ?
妖怪スピーカーが最初に言った通り…
結希、君は浮気してる。


私は2人の顔をしっかり見つめる。
2人は驚いたような、目を見開いた表情だ。



なぜ、私がこんな事を言うのか。
理解出来ないのだろう。