「ははははっ!!!面白い子だな」
「面白くないしあんなやつ」
「で?どーすんの?」
「別に何もしないけど?」
「きっとその子もお前が動かねえ限り何もできない気がするけど」
「なんでアタシが動かなきゃいけないのさいやだね」
「まったく〜」


けんちゃんは青春とか懐かしいとかほざいてたけどアタシにはほんとにムカツクことなのに!!!


あの男やっぱり意味不明だよ!!


午後9時を廻ったところで帰ることにした。


「それじゃ、またくるね」
「お待ちしてます。またね」
「は〜い!ばいばい!」
「ありがとうございました。ばいばい」







「そろそろか」


アタシが喫茶店を出たあとにぼそっとけんちゃんが言った。