初恋は一言から

「設備は…自分の目で確かめておいて。授業は選択制。
受けたい授業があったらメールで知らせるだけでいい。
その授業に関する問題と授業の録画を送る。別に勉強しなくてもいいが、週に1回ある小テストが満点でいることが絶対条件だ。
もし取れなかったら普通のクラスで一週間過ごしてもらう。
また、寮からの送り迎えはタブレットで送信すれば迎えが来るシステムになっている。
詳しくはクラスにあるマニュアルを見てくれ。ここまでわかったか?」

「うん、まぁ」


簡単にまとめると

・授業は選択制で小テストで満点取れるなら勉強しなくてOK。

・授業は頼めば送ってくれる。

・送り迎えはメールを送ればくる。

ってことでしょ。

まだあるの?

もう飽きてきたんだけど…

「寮は魏姫が最上階。その他の四天王はその1階下の部屋。
最上階の鍵は虹彩ロックと顔認識システムなどだから鍵はない。ご飯はいつ食べてもいい。
タブレットでメニューが選べるようになっているから。送信すれば用意してくれる。そんなとこかな。
詳しくは部屋にある説明書読んでおいて」

「はーい」

最初っから読んでくれって言えよ‼︎

この時間が無駄じゃん!

久しぶりにお仕置きしちゃおっかなぁ〜

「そんなとこ。…魏姫?ちょっと待って…その右手にある万能ナイフと改造スタンガンをしまって‼︎‼︎」

何怯えているのかなぁ。

そんなに怯えた顔しなくてもいいのに。

「安心して。ナイフは使うことはないから…」

「え、ちょっと…魏姫?待って…え、ちょっと…助けて‼︎」

「大丈夫。すぐ終わるから。安心して」

そう言ってあたしは鳩尾に拳を入れた。

もちろん氷瀬乃のね。