初恋は一言から

いつも通りダッシュで学校に向かう。

昨日のおかげで風紀委員には何も言われなかった。

魅火流はファンの子達に青ざめながらの登校だったけど。

もちろん警備員の人のおかげで無事だったけど。

今日から寮に入る人以外誰もいない校門をくぐる。

そして走った。

あのバカのいる理事長がいる理事長室へ。


コンコン。


「はーい。入ってどうぞ」

「おい氷瀬乃!なんで朝乗せてくれなかった‼︎お前が乗れたんだからあたしらも乗れたでしょ⁉︎」

「……。テヘペロ★」

「1回死んでみるか?臨死体験の話聞かせてよね?」

「すいません‼︎!落ち着いて!その拳とスタンガンをしまって!!?」

チッ。また今度にするか。

「なんで朝から呼んだの?」

ゆっくり行こうとも思ったのに…

メールで呼び出すなんて。

あたしのHP大幅に減ったよ⁉︎

「クラスの説明しようと思って」

「なるほど」

それで朝早くから呼び出したのか。

なんか納得出来ない。

でもこっちとして重要なことだから我慢するか。

「1年Aクラスはもともと3王校舎、今は四天王校舎と呼ばれている建物にある。3クラスで1クラス1人の3王が配属される。今年からは1年生のクラスが2人になった。誰かわかるだろう?」

「あたしと魅火流ですか」

「その通り」

ということは他のクラスは1人ずつで、1年だけ2人なのか。