初恋は一言から

ザワザワ。

試験会場は思ったより五月蝿かった。

「えー、今から今年の3王とこの学校の詳しい説明をする」

「「「「イェイ〜」」」」

問題児発見‼︎

ここで叫んだやつには今後関わらないようにしよう。

「では今年の3王から。ちなみに3王は運動神経、実技を持つ人が選ばれ、作った組織の事。ちなみに3王は教師と同じくらいの権限を持つ事ができる。さらに学食無料、授業料無料、3王1人につき教室1つ、寮の部屋は上から2番目の広いへやなどの特権がある。選べれたければ来年頑張りな。詳しいことは後で3王に言う」

うわっ氷瀬乃。

それあたしに言った説明のまんまじゃん。

ホントにこいつはなんで理事長なんかになれたんだろう。

不思議すぎる。

「では発表する。1年生は……鬼風 魅火流(きふう みかる)」

パチパチ。

拍手がまばらに聞こえる。

あんま知名度ないとこうなるのか。

かわいそうな魅火流。

「続いて2年生は……和江 真輝音(わえ まきね)」

パチパチ‼︎‼︎

ヒューヒュー‼︎

うるせー。

ここはライブ会場か⁉︎

まあそれはさておき真輝音は去年も選ばれたからこんなに盛り上がっているのか。

「では最後に3年生は…芹 狂士(せり きょうじ)です」

………。

なんでここは沈黙なんだろう。

気まずい雰囲気が流れているような気もする。

本人…いないのかな?

「では選ばれた3王の人はこの集会が終わったら僕の所に来てね〜」


よくよく考えて気付いた。




全員……迅竜の人じゃん…