初恋は一言から

「ではお言葉に甘えて。理事長、採点終わりました」

「うん、ご苦労様。で、今年は誰がなった?」

うん?今年は誰がなったって何が?

この学校は何か特殊な役割を生徒にやらせるのか?

「はい。1年生は鬼風 魅火流(きふう みかる)。2年生は和江 真輝音(わえ まきね)。3年生は芹 狂士(せり きょうじ)です」

うわ、すげー。魅火流が選ばれてる‼︎‼︎

「去年と2、3年生は変わらないな。まあいい。じゃあ結果発表&クラス分け発表しましょうか」

えっ、まだクラス決めてなかったんだ。

という事はさっき刹戯が言っていたのは予測の結果のことか。

「ねえ氷瀬乃?今年選ばれた人ってなに?」

「ああ3王のこと?これは各学年のトップの成績、運動神経、実技を持つ人が選ばれ、作った組織の事。ちなみに3王は教師と同じくらいの権限を持つ事ができるんだ」

「へぇ〜他には?」

「学食無料、授業料無料、3王1人につき教室1つ、寮の部屋は上から2番目の広いへやなどがあるかな」

「なんであたしはあのテスト受けれなかったの?」

不満だ。

テストが受けれたらあたしが3王になれたのに。

理不尽だ。

「魏姫は元から3王の1人だから。試験受ける必要がないわけ。わかった?」

「うんまぁ。でもそうしたら3王じゃなくなるよ?」

「その事について今から話に行くから。ついてきて」