やばいトコを見られたっ!






――なーんて言われたら、逆に見たくなちゃうってもんでしょー?


翌朝、イッシ君が大学に出掛けると。

あたしは、こっそり、イッシ君の部屋のドアを開けてしまった。


だって、鍵も何にもかかってないんだもん。

気になって、開けちゃうのも仕方なくない?


入るなと言われたイッシ君の部屋。

どんな部屋なんだろうー。


ドキドキしながら、ドアを開けた。

すると――


「ええ!?」


そこにあったものを目にしたあたしは、思わず驚きの声を上げてしまった。