「ぼくの『人生初の腕組み』の相手はしおりちゃんって心に決めてたのに……」
リクってば。
こんなことくらいで涙目になるなんて、
ナイーブにもほどがあるっつーの。
「腕組むくらい、どうでもいいじゃない。じゃあ、『初の手つなぎ』と『初キス』と『初エッチ』はしおりちゃんに頼みなさい」
「もーっ、下品なこと言わないでくださいよっ!」
こそこそと、そんな話をしながらあとを付けていたとき。
「リクくん? ……と、優奈さん?」
女の子の声がした。
声の方向に、あたしとリクが振り向くと……
リクってば。
こんなことくらいで涙目になるなんて、
ナイーブにもほどがあるっつーの。
「腕組むくらい、どうでもいいじゃない。じゃあ、『初の手つなぎ』と『初キス』と『初エッチ』はしおりちゃんに頼みなさい」
「もーっ、下品なこと言わないでくださいよっ!」
こそこそと、そんな話をしながらあとを付けていたとき。
「リクくん? ……と、優奈さん?」
女の子の声がした。
声の方向に、あたしとリクが振り向くと……

