私は君の嫁候補!?【完】







「体育祭出る種目決めるよ〜?」


ん〜走るのは得意だけどめんどくさい…ここは玉入れとかで良いよね。


「…じゃこれで決まり!皆放課後とか沢山練習するよ〜!」

「「おー!」」


結局私は、800m走っていう無駄に長いのに出なきゃならなくなって、それと玉入れに出ることにした。

体力もうないから、出たくないのに〜




そうこうしてると体育祭の日!




皆テンションが上がって…すごいな…



皆の力走をボーッと見てると


「なっちゃん!もうすぐで800m走だよ!早くもんに行かなきゃ!」

「あああああああ!忘れてた…行ってくるね」

「うん、頑張って♪」


いや〜…楽そうに語尾に音符つけてるな…やだやだ。



ーーーーーーーーーパァーンッ!




一応1番になってるけど、体力もつかな?陸上部だっているんだし…私みたいな帰宅部負けるだろう…





…そのままゴールしてまさかの一位だった。先生やクラスのみんな、他のみんなも結構ビックリしたみたい。


「どうしたの?」

「いや…金内さん…速かったから…陸上部より…さ」

「普通だったんだけどな〜…」

「「すごっ!」」




そして私たちのクラスは皆の激走で、1位で終わることが出来たんだ〜!





「「1位おめでとうー!」」

「金内さん、すごかったね!それのお陰で皆の闘争心に火がついたんだよ!笑」

「え?そうなの?ある意味じゃあ…良かった?」

「うん!来年も宜しくね!」

「え…それは…やだ」

「え〜まあ、また来年決める時に決めればいっか!」





楽しい楽しい文化祭と体育祭を無事、終えることが出来ました!