「リョウヤ……」




「知ってるのか?山本」




山本は呟いた

「山本凌也(やまもとりょうや)



私の…双子の弟」


は?

山本の双子の弟!?


「それはそれとして

なんでそいつが

宮川の家にいるの?」



京哉が不思議そうに聞く



「凌也…葵のこと好きなの」















は?は?は?は?









俺は考えもせずに

宮川の家のドアノブに

手をかけた





…開いた








俺は宮川の家に飛び込んだ