保健室の先生が手当てをしてくれて

白澤は私が痛がる度に

背中を撫でてくれて

本当に嬉しかった

心の傷が完全にはなおってないので

保健室で休ませてもらった

「もう大丈夫か?」

ベッド腰かけて私の膝を見ながら

白澤が聞いてくる

「うん、もう平気ありがとう」

言葉とは裏腹にとても緊張している私

白澤の何気ない仕草にも

目を奪われてしまい

その度に胸がドキドキする

大好きだよ…伝えたい…

けど私にはそんな勇気がないの

ねぇ白澤。

貴方に好きな子はいますか?