「葵ちゃんから引き続き

いろいろ聞かなきゃいけないから

私はもういくね!

またなんかあったら呼ぶね」


春崎は走っていった


宮川の大切な人が

俺と聞いたとき本当に嬉しかった

俺が倒れたときにも

宮川は心配してくれて

涙まで流してくれた

いけるかもしれない

このまま俺たちが

仲良くなっていったら

いつか結ばれる日が

来るのかもしれない



少し未来に期待をして

俺は屋上から立ち去った