尋奈……?


「そんなんでいいの!?」

白澤の表情が曇った


「誰か好きな子がいるなら
その子で良いから少しは素直になろうよ」


周りの女の子が驚きながら二人を

見つめている


「私じゃなくて…いいから…っ」

尋奈……


「お願いだから…」

尋奈はついに泣き出してしまった


「ねぇ……」

尋奈は……

「白澤くん…」




尋奈は白澤が好きなんだ……