色々なことを考えながら、やりとりを続けていると、

『ちょっと、外に出て話そうよ。』

そう、彼が書いてきた。

だから、私達は外に出た。

春休みは終わると言うのに、

まだ外は寒かった。

彼が、ゆっくり歩き出して、

図書館の近くの公園のベンチに座った。

彼は、私に、手でベンチを軽く叩き、

隣に座る用に要求してきた。

私は、少し恥ずかしいと感じながらも座った。