自分みずからが布団バサミになることを。 めくり上がる布団に手を伸ばして上から押さえつける姿はまさに人間布団バサミ。 必死に押さえつけている耳元を通り抜け「いつまでもつかな?」とウィンドはあざ笑う。 確かにウィンドの力は強い。 私が押さえられる時間は限られてくる。 私は周りを吹きすさぶウィンドに目もくれず、空に浮かぶ太陽に顔を向ける。 ーサンシャインよ、この布団に暖かさを。 と、「無視するとはいい度胸だな」と言わんばかりにウィンドの突風が私を襲う。