転校生が自分の名前を黒板に書いた。 成る程、名前は高岡雲雀ータカオカヒバリー というらしい。 やけにきれいな字だった。 そして高岡が自己紹介を始めると、 時折 「抱いてー」 という声もちらほら聞こえた。 僕は、もう目をつけられてしまったか というような憐れんだ目で 高岡を見た。 そんな僕の視線に気づいたのか 転校生は こちらへスタスタ歩いてきた。