もうっ、なんでよーーーーー!!!!

もちろん帰宅...も先輩と一緒。
うううっ、あーーーー!
本気で好きになりそうで怖い。

「華留ー!今度、デートしよっ!」
「フリなのにっ、デートは意味あるんですか??」
やばいっ、これはひどい...かな?
「華留、毒舌」
「えっ?ご、ごめんなさ」
「ウソウソ(笑)いいじゃん!デート!花恋、中学から人気モデルでさデートとかしたことないのよ(笑)」

えっ、てことは...

「か、花恋さんとは中学から付き合ってたんですか?」
「そう、花恋が中学の頃からね!」

何この人...一途。すぎませんか??///
女子としてはそれはきゅんとするわけで、夜とはいえこの顔の赤さがバレていないか心配になってきました。
ううう///

「そ、そうなんですか!」

私の家に到着するといきなり
「好きだよ」
と言われた...

でも、その顔は切なそう。真っ赤というより悲しそうな泣きそうな顔。
「せん、ぱいっ?...もうっ、なんでそんな顔するんですかっ...」
私は半泣き状態で家へ急いで逃げた。

もうっ、何やってんだろ...
先輩の事...


なんで、フリの相手私なのっ、
苦しい...