ぼあっ

少しの音と吸い込まれたような感覚。

夢のような
ふわふわ感。


白いなにかに包まれたような感じだった。







それは…そう、わたあめのようなものに。



ぽたぽた…ぽたぽた…ぽた…



水が、水が落ちているような音が耳の中で、響く。



暗闇から…


暗闇から…暗闇から、少しずつ色がついてゆく。


「私、目を閉じていたんだ。」
気づいていなかった。





でも、その後もっと驚く出来事が待っていることをまだ、私は、しらなかった。でも、私は、知ってしまったの。
驚くべき出来事を。