あの日のリボンは優しい微笑みで。

周りを見ると田んぼ、家、電柱、道路、車しかない。

田舎町と都会の真ん中あたりの私の住んでいる町。


私は、家から30分ぐらいの図書館であの赤い表紙を見たときは、運命だと思った。





赤く綺麗な表紙で、表紙がちょっと汚れてて、ちょっと古くて、なんだかとても楽しそうな世界に連れてってもらえるような本。



一冊の本。


名前は、




『あの日のリボンは優しい微笑みで。』