じゃあ、今夜はこの家の中で・・・・2人きり!?



 「優斗くん、・・・ご兄弟は・・・・・?」


 「残念ながら、・・・一人っ子」

 優斗くんもさすがに焦った顔をしてる。

 真面目にヤバそうな顔してる。


 「ナツメ、」


 頭の中であわあわしている私に、ゆっくりと声を掛けられた。


 「当たり前だけどさ、夜は別々の部屋で寝るから・・・多分、何も起きないよ」


 「・・・うん・・・・・」


 よかった・・・。

 でも、なんか複雑。