「気になるのも分かる、理事長が待ってるから歩きながら話す」


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なるほど

理事長室に向かってる途中晃さんが詳しくこの学園の事を教えてくれた

どうやらここの頂点は生徒会らしく、誰も逆らえないらしい
生徒会が決めた事は絶対に破ってはいけないみたい

全員同じ暴走族に入ってるらしく
その全員が幹部、女子もいるらしいけど

で、生徒会のボスがkingと呼ばれている

大体はこんな感じ


「生徒会の規則って例えば?」

「う~ん、規則ではないが、この学園は特別クラスがあるんだ」


特別?

なにそれ


「通称Sクラス、容姿端麗・成績優秀・運動神経抜群・喧嘩強い、この中の2つに当てはまる者はSクラスに入れる、因みに・・・」

「まさか・・・」

「そのまさかさ、舞もSクラス」


嘘でしょう?

この中で当てはまるの一つしかないし

運動は強い方だと思う

でも他は当てはまらないのでは?

あ!頭はいい方かな?


「自覚しろ、お前全部当てはまってるだろうが」

「へ?なんか言った?」

「もういい」


何?考えすぎて話聞いてなかったんで聞き直そうとしたのに


「忠告しておこう、いいか舞」

「何?」

「あんま目立ちたくないならkingには近づくな」

「こっちから願い下げよ」


あんまり関わりたくないし


「ならいい、お!話てるうちに着いたぞ」