私はすっと深呼吸して、


「何ぃ?沙愛里ー!おはよー!」


と沙愛里に抱きついた。



沙愛里は笑って

「もー、志桜里ったら!
甘えん坊さんっ!」


と沙愛里は笑って私の頭をなでた。



こんな会話を毎日している。


疲れる。


キモい。


だが、こんな性格になったのは、私のせいじゃ無い。
そう。

親のせいだ。