「とんでもない!

 女の子にそんなことさせられないよ!」


頭と手をぶんぶんとふって
拒否したのは槙乃介だった。


「どうして? あたし、お母様から
 習ったくノ一の技くらいはできるのよ?」


「忍者か・・・・・・」