「ん・・・・・・・・・」


目を覚ますとそこは古びた家だった。



「ここ、どこ・・・・・・」


包まれた布のうえに寝ていたわたし。
そうだ。
攫われたんだ・・・・・・!


「あ・・・・・・起きてる」


「秀人(ヒデト)、お姫様起きたよ」