見張りが来るときのために、
爽乃介にはわたしの身代わりになってもらった。



わたしだって武士の娘。
しかも、母は昔忍者・・・・・・くノ一だった。


ばれないように塀にのぼり、
シュタッとおりる。


我ながら完璧だ。


「ふぅ・・・・・・」