大樹side


さ、さくら?
ちょっと待て。
確かに膝枕はするっていった。

けど、どんどん近づいてきて
俺の服をギュッて握る姿は可愛すぎる。
そして今、さくらは俺のへその下の辺り、
つまり…その……あそこに顔を埋めて
スースー寝息を立てている。


たまらず先生を呼んだが……

[あらー、さくらがなついてるわ~
水野くん今度さくらと家にいらっしゃい。
お赤飯炊いて待ってるわよ~]
そうね、土曜日ならそのままお泊まりでもいいかしら~
なんて呑気なこと言って居なくなってしまった。



ちょ、俺も一応健全な男なんです!!