――時は過ぎ、期末考査最終日。
『終わったーーっ!!』
テスト終わり、私と華ちゃんは2人でスイーツバイキングに来ていた。
早速バイキングでスイーツをこんもりと乗せたお皿を持った華ちゃんは、美味しそうにケーキをバクバク食べている。
甘いものが好きな私も、盛りつけた苺のショートケーキにフォークを入れた。
『テスト終わりの甘いものって、何でこんなに美味しいんだろうねっ!?』
「確かに。甘いものが食べたくなるよね~。」
ショートケーキの上に乗っていた苺を食べて、口の中に甘さが広がる。
あまりの美味しさに、カロリーなんて気にせずに今日は食べちゃおう、と思ってしまう。
『…ってゆーかさ、』
「ん?」
『どうゆう経緯で高遠とくっついたの?ねぇ、告白はどっちから!?』
「えっ!?」
まさかここで高遠くんとのことを掘り下げられると思ってなかったからか、口に運んでいたケーキを乗せたフォークが止まる。
今言うの!?

