燕は、いつも右目が隠れるように 前髪を流している。

でも、お風呂入った後だから 今はそういう訳でもない。

「ん……、あぁ…… 俺が荒れてた時期の話になるけど、そういう話聞いて 俺のこと嫌いにならない⁇」

「うん、ならないよ。」

燕は、安心した顔をして話し始めた。