そう思って、目を瞑った時 ふと唇に触れた感触は 懐かしいものだった。 「……それって、告白っていう風に受け取っていいの⁇」 私が頷くと 「そっか……こんなに嬉しい誕生日は初めてだよ。 未来……大好きだよ。」 そう言って、楽しかったのはこの瞬間だけだった。