「私は空いてますけど……翔平さんが居る時にお邪魔していいんですか⁇」

『いいよ〜、翔平もおいでって言ってるし……翔平が未来ちゃん誘って、って言ってきたんだから。』

何それ……すごい緊張してきたんだけど……。

『変に気 張らなくてもいいからね。

翔平も普通のおっさんだし。』

『おっさん、言うな。

まだそこまで歳とってねーし……それに同級生のお前は おばさんだな。』

少し遠いから、小さいけれど テレビで聞く翔平さんの声がする。