「美香」

私は慌てて会場を後にした。

「美香ちゃん
待って」

店長が走って来た。

「店長すみません」

「美香ちゃんの
髪の毛切った人から
美香ちゃんにって
これ渡された」

私は紙を開くと

「○○ホテル502で待ってる」

私は行かなかった。

かずきは私をたずねてきた。