仕草から
何から何までかずきにしか
見えなかった。
かずきの夢も美容師だった。
その人の人気は
お客さんの数で分かった。
仲間も
「本当にイケメンで
仕事もバリバリで
奥様羨ましいっす」
その人は
「僕なんかまだまだ学ぶ事だらけ初めての店長ですから
お互い気兼ねなく行きましょう」
私は昼ご飯食べながら
ボーとした
「美香さん」
と肩を叩かれ振り返ると
その人だった。
「あっすみません
今代わります」
「いやゆっくりでいいよ」
「いえもう食べましたから」
と急いで片付け席を譲った。
美容師には
コンテストがある
そのコンテストの為
私は選ばれてた。
帰り際に
「コンテストに選ばれた方は
残って下さい
打ち合わせあります」
私とその人二人っきりだ!
「美香さんとは
縁がありそうだアハハ」
「あっはぁ」
「コンテストの内容は決めたの」
「いえっまだ考え中です」
「全面的に協力は惜しまないから何でも言って」
「分かりました
有り難うございます」
コンテストの練習中も
その人ばかりをチラチラ見てた。
「美香さんって
いつもそうやって人を見るの」
と覗きこまれ
ドキッと同時に涙が溢れた。
「すみませんっ
トイレ行ってきます」
私はトイレの中で
声を出さないように泣いた。
神様の残酷さに
本当に怒りしかなかった。
トイレから出ると
「美香さんっ大丈夫
もしかして似てる人の事
考えちゃったかな」
「すみませんっ
今日は帰ります」
「俺車だから送るよ」
「いいえ
大丈夫ですから本当に」
「心配だから送るよ
一人で帰せないし」
どその人に手を握られた。
感触から何から何まで
かずきと同じだった。
その人の車に乗ると
「助手席に乗って」
私は助手席に乗った。
「美香さんって
夜景とか好き」
「はい好きです」
「今日この後予定あるの」
「いえないです
何でですか」
「俺のかみさん
夜景とか興味なくて
一度行きたかった場所
あるんだけど一緒に行かない」
「もしかして東京タワーですか」
「うわっ
何で分かったの」
「かずきさんに似てる人も
東京タワー好きだったんです」
「そうだったのかぁ
それなのに大丈夫
付き合ってもらって」
「大丈夫です
私も久しぶりに見たいです」
「そっかぁなら決まり」
車は東京タワーの
駐車場に止まった。
「美香さんお腹すいてない」
「そういえば
お昼から何も
食べてなかったです」
「上る前に食べるか何か」
「じゃ割り勘で」
「アハハ俺一応店長だし
御馳走するよ」
「えっでも」
「今はデートの時間何だから
俺に従うこと」
「分かりました」
すると手を繋がれ
「こうやってた方が自然でしょ」
私はドキドキしてた。
ご飯食べる姿も
かずきにしか見えなかった。
東京タワーに上ると
子供見たいに
その人ははしゃいでた。
「うわっ
美香メチャクチャキレイ
来てごらん
こっちこっち」
美香と呼ばれボーとしてると
「美香って
呼んでもいいかな今だけ」
私は黙って頷いた。
夜景見ながら沢山話をした。
奥様との出会いは
海外の病院だったらしい。
その時に
かずきとは別人だと
私は勘違いの解釈をした。
「俺といるときは
その人を沢山思い出して
いいから美香
それと同級だから
かずきって呼んでいいから」
とウィンクされた。
またまたドキッとした。
東京タワーの閉店時間になり
駐車場に戻る事にした。
「美香アドレス交換しよう」
「それは奥様に誤解されますよ」
「大丈夫
お互い干渉しない仲だから」
私はアドレスを交換した。
何から何までかずきにしか
見えなかった。
かずきの夢も美容師だった。
その人の人気は
お客さんの数で分かった。
仲間も
「本当にイケメンで
仕事もバリバリで
奥様羨ましいっす」
その人は
「僕なんかまだまだ学ぶ事だらけ初めての店長ですから
お互い気兼ねなく行きましょう」
私は昼ご飯食べながら
ボーとした
「美香さん」
と肩を叩かれ振り返ると
その人だった。
「あっすみません
今代わります」
「いやゆっくりでいいよ」
「いえもう食べましたから」
と急いで片付け席を譲った。
美容師には
コンテストがある
そのコンテストの為
私は選ばれてた。
帰り際に
「コンテストに選ばれた方は
残って下さい
打ち合わせあります」
私とその人二人っきりだ!
「美香さんとは
縁がありそうだアハハ」
「あっはぁ」
「コンテストの内容は決めたの」
「いえっまだ考え中です」
「全面的に協力は惜しまないから何でも言って」
「分かりました
有り難うございます」
コンテストの練習中も
その人ばかりをチラチラ見てた。
「美香さんって
いつもそうやって人を見るの」
と覗きこまれ
ドキッと同時に涙が溢れた。
「すみませんっ
トイレ行ってきます」
私はトイレの中で
声を出さないように泣いた。
神様の残酷さに
本当に怒りしかなかった。
トイレから出ると
「美香さんっ大丈夫
もしかして似てる人の事
考えちゃったかな」
「すみませんっ
今日は帰ります」
「俺車だから送るよ」
「いいえ
大丈夫ですから本当に」
「心配だから送るよ
一人で帰せないし」
どその人に手を握られた。
感触から何から何まで
かずきと同じだった。
その人の車に乗ると
「助手席に乗って」
私は助手席に乗った。
「美香さんって
夜景とか好き」
「はい好きです」
「今日この後予定あるの」
「いえないです
何でですか」
「俺のかみさん
夜景とか興味なくて
一度行きたかった場所
あるんだけど一緒に行かない」
「もしかして東京タワーですか」
「うわっ
何で分かったの」
「かずきさんに似てる人も
東京タワー好きだったんです」
「そうだったのかぁ
それなのに大丈夫
付き合ってもらって」
「大丈夫です
私も久しぶりに見たいです」
「そっかぁなら決まり」
車は東京タワーの
駐車場に止まった。
「美香さんお腹すいてない」
「そういえば
お昼から何も
食べてなかったです」
「上る前に食べるか何か」
「じゃ割り勘で」
「アハハ俺一応店長だし
御馳走するよ」
「えっでも」
「今はデートの時間何だから
俺に従うこと」
「分かりました」
すると手を繋がれ
「こうやってた方が自然でしょ」
私はドキドキしてた。
ご飯食べる姿も
かずきにしか見えなかった。
東京タワーに上ると
子供見たいに
その人ははしゃいでた。
「うわっ
美香メチャクチャキレイ
来てごらん
こっちこっち」
美香と呼ばれボーとしてると
「美香って
呼んでもいいかな今だけ」
私は黙って頷いた。
夜景見ながら沢山話をした。
奥様との出会いは
海外の病院だったらしい。
その時に
かずきとは別人だと
私は勘違いの解釈をした。
「俺といるときは
その人を沢山思い出して
いいから美香
それと同級だから
かずきって呼んでいいから」
とウィンクされた。
またまたドキッとした。
東京タワーの閉店時間になり
駐車場に戻る事にした。
「美香アドレス交換しよう」
「それは奥様に誤解されますよ」
「大丈夫
お互い干渉しない仲だから」
私はアドレスを交換した。

