「そうですね。じゃないよ!
楽しみにしてたのに!!!!!!
ひどいよぉおおおおおおお!」






あー、買っておいて正解だったかも。






「手持ち花火でよければ
さっき買いましたけど、します?」





先輩の好物発見。


目がキラッキラしてる!!!!!!




「もう遅いんで少しだけですよ?」




屋上にいって花火をした。



でもなんかさっきから臭い。



周りには未使用の花火。

使い終わった花火。

手元でパチパチなってる花火。

火を灯すろうそく

ろうそくの火で焼ける先輩の前髪。

前髪ぃぃいいいいい!?!?!?!?!?!?





「先輩…前髪燃えてますよ?」


「ん!?」


ぱぁ!っという効果音が
ぴったりな笑顔でこっちをみる。


でも、ん!?じゃないよ!

可愛いけど!


「まーえーがーみ!」


先輩の前髪を指さす。



「うわぁぁぁぁあああああ!!!」



 






先輩は見ててあきない。

そう思った裕太でした。