隠れオオカミに恋をして。



スタスタスタスタ………タタタタタッ


先に行ってたあの人にやっとで追い付いた。



「キャー!!蒼くん!!」


「蒼くんだっ!!」



廊下を歩くだけでこの始末。


私だったら耐えられないけど、当の本人は無表情。


ほんっとなに考えてるのかわかんない。


まぁ私は、少しでも離れてれば、誰にも気づかれない。


それはかなりラッキーだと思う。


注目されることがないから、ね。