終わりかけの永遠に

その日から、明は孤立した。

孝輔が、千歳を壊したのは明だ、と言いふらして、いじめさせているから。

みんな、分かっていたはずだ。
俺を壊したのは孝輔だって。

でも、孝輔が怖くて、誰も逆らえなかったんだろう。

目の前で、明が殴られ、蹴られ、踏まれる。
結局俺が関わっても関わらなくても、明は傷つけられる。

まず、俺と出会ったことが間違いだったんだ。
俺と関わりを持ったから、明はいじめられている。

でも、もう助ける意志が、俺には無かった。


「千歳...千歳...っ」


明は俺の名前を何度も呼んでいたのに、俺は返事一つしなかった。

ただ、何の感情も無く、苦しんでいる明を眺めていた。