最初で最後の私の恋物語

頬になにか冷たいものが触れた。

もしやと思い、頭上を見ると雪が

ハラハラと降ってきていた。

ツリーに雪がプラスされると、幻想的

になってよりいっそう人々がこの場に集まってくる。

その中に見覚えのある人物を発見した。

あの髪の癖毛、多く空いたピアス、

まさしくあの人はー。

「...浅村君!」

すると、その人はこちらを振り向き、

驚いた表情をしていた。

「桜井...
お前、いたのか」

「うん。
久しぶりだね」

約一週間ぶりに浅村君の顔を見た。