最初で最後の私の恋物語

放課後...

何も考えずにとぼとぼと廊下を歩いていたら、

中庭に着いた。

そこにはもちろん浅村君がいるわけで....

彼は嬉しそうな表情で花に水やりをしていた。

...この時の浅村君の顔が1番好き。

いつもの仏頂面の顔の数十倍いい。

しばらく見ていると浅村君と目が合ってしまった。

「なんだ、桜井か....
ビビったわ。
ダチとかだったらどうしようかと思った」

「どうした?
俺になんか用か?」

「あっ....えっと、ボーッとしてたらなんか
ここに来てた」

「いいなぁー。
私、今日厄日だよ...
鬼江が今度学年で平均点ビリだったら、
トイレ掃除&学年の教室掃除だよ...」