「ふわぁ…」


おはようございます。
今日は月曜日。また学校という1週間の悪夢です。
それではおやすみなさい…


「おきなさーーい!!」


もう!二度寝という至福のときを!
邪魔するのは下にいる母です。


「おきなさーーい!!」


「わかってるよ!!」


私は橘 優希(たちばな ゆうき)!
17歳、高2!青春真っ盛りのJK!
私の性格は…まぁ、ボーイッシュ…
いえ、男勝りの勘違いです…。
得意なことはスポーツ!
好きな季節は夏!好きな授業は体育!好きな行事は体育祭!
こんな運動一色、男一色な女の子です。


私はサッと着替え下におりた。


「おはよう!」


「よだれ。」


「え⁉︎」


「嘘だよ。ばーか!」


「ムカつく!!
だいたいなんであんたが朝からウチにいんのよ!!」


こいつは私の幼なじみ。
如月 翔(きさらぎ しょう)。17歳、高2。
まぁ、ひと言で言うとバカ。
脳みそ、筋肉でできてるようなやつ。
でも、悔しいけど、超かっこいい!ほんと、くやしいけど!
家が隣なうえに部屋まで隣。ベランダにでたらすぐ翔の部屋。
ケータイ小説によくあるような幼なじみ。
あ!でも恋はないかな!


「行くぞ。優希。」


「え!私まだ朝ごはん食べてない!」


「とろいなぁー!早くしろよ!」


「待って!マッハで食べるから!」