私、から俺、?

 次の日の朝、私は清可高校の校長室にいた。

「いやーー、高秋(たかあき)から聞いたよ。大変だったね。」

高秋とは、私の叔父の名前だ。

どうやら、ここの校長と知り合いだっらしい。

「いえ。こちらこそいきなりなのにありがとうございます。」

「いいんだよ。しかし、大丈夫?男装して通うなんて。」

そう。

ここ、清可高校は正真正銘、男子校なのだ。

金のないうちには、うってつけの高校だったようだ。

「まぁ、大丈夫っすよ。俺、元々こういう性格なんで。」

「えっ?」