私、から俺、?

学校に行けば、当たり前だが男だらけ。

自分も男になるしな。

清可に通ってる族のメンバーは教えてもらったが、近づくなと言っておいた。

色々面倒なことになりたくなかったしな。

ただ、アイツだけはそれを許してくれなかった。


学校な終わり、帰ろうと用意を始めると電話がかかってきた。

「もしもし。なに?」
「迎えに来た。校門の前でまってる。」
「は?え?ちょっ!」

それだけ言って切れた。

相手は、凌介だった。

「なんなんだよ。」

急いで用意をして、校門に向かう。

すると、ほんとにいた。

「遅い。」
「アンタが勝手に来たんだろ?」
「早く乗れ。」

もう、会話がなりたっていない。

バイクにまたがるとすぐに学校を出た。