~今日も~


華娜side




いつものことなのに...




「ねぇ、頼斗~今日あいてるぅ?」




毎日のことなのに...



「あぁ。空いてるぜ。」




どうして涙が出るの..




「じゃあ、私もいい?」



もう、やめて...




あの、回りに女の子をまとっているのは私の彼氏の宮野頼斗。




妄想ではない。


ちゃんとした恋人...と言うわけでもない。





そう、私の彼氏は浮気症です。




「なに?また泣いてるの?もう、別れなよあんなやつ。」



この子は佐倉舞。






私の親友。





「..別れられない..と言うか別れたくないよ...」





そう、私はこんなことされてもまだ頼斗のことが好きなんだ...





「ふーん...まぁ、せいぜい頑張んな。うちはおすすめしないけど。華娜が幸せなら良いけど..」





「ありがとう!てか、舞もう行かないとでしょ?」





「あ、そうだった!彼氏が待ってるわ。じゃあね♪」




実は舞も彼氏もちだ。




しかも、とても幸せなカップルって聞いた。




「ハァ...」



すこし良いなと思う。



「私とは大違いだな...」






すこし、そんなことを口に出して




私は一人で帰った。







帰り道、やっぱ一人で帰るのは淋しくてつまんない。



普通は彼氏と帰るけど、私の彼氏は普通ではないから...





そんな普通ではない彼氏と付き合っていると回りから本当に付き合っているかと疑問にされる。




本当は、ただの思い込みともおもわれたりするけど



正真正銘私たちは付き合っている。





告白も



頼斗からしてきてくれたし。



私もそれに嬉しくてOKしたけど、






今となると、本当に嘘だったんじゃないかと思ったりする。





それにいろんな人と平気でキスしちゃうしいろんな人とデートにいってしまう。






そうかんがえると私には怒りではなく




悲しみが溢れてきた。




「この...浮気症がっ!....」




そうさけんでも別れないのが私。